
改めまして2016年もよろしくお願い致します。
(喪中につき「おめでとう」の言えない新年でした、ネットでのご挨拶廻りもできずすみません

年始に 六本木ヒルズ 森美術館で開催中の「村上隆の五百羅漢図展」に行ってきました。
日本では2001年以来14年ぶりの大型個展。
全長100mに及ぶ「五百羅漢図」日本初公開です。
本作は、東日本大震災後にいち早く支援の手を差し伸べてくれたカタール国への感謝をこめて、震災の翌年2012年に首都ドーハで発表されたものだそう。
中国の古代思想で東西南北をつかさどる四神「青龍」「白虎」「朱雀」「玄武」の4面で構成され、大小500もの羅漢が描き込まれた「五百羅漢図」を中心に、村上氏の新作の数々で構成されています。

日本中の美術大学から200人超といわれる大勢のスタッフを集め、この巨大絵画を短期間で一気に完成させたとか。(それにしても本当に短期間!)
現代アート、と思っていくと 想像していたよりも宗教画の迫力に圧倒され。(こちらのほうが好きかも)
あの震災の憤りや悲しみや祈りが込められた作品なのか、と思うと いろいろ納得しました。
子供が「テレビで見た」とかで、青竜、白虎、朱雀、玄武のことを丁寧に教えてくれて感心、感心

もう若者についていくよ・・・


手塚治虫氏の「火の鳥」のイメージも加えた 朱雀。 やっぱり一番好きで眺めたり、、


いまなお制作に取り組んでいるという「宇宙の産声」(2005~)


喋り出す四神たちは、だんだんアニメのキャラクターっぽくなって





「村上隆のOHANA-OHANA-OHANA」で販売もしている直径2mの大きなお花の球体“Gigantic Plush Flower”・
六本木ヒルズ内には「村上隆のお花カフェ」もオープン(1月31日まで)中。





六本木ヒルズといえばお楽しみの、スカイデッキからの東京タワー (夕暮れ時です)
東京タワーのお膝元、増上寺宝物展示室では「狩野一信の五百羅漢図展」が開催中。増上寺の五百羅漢図、ずっと見たかったんですよね、この機会に行かねばっ


タイトル:村上隆の五百羅漢図展
会場 :森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
会期 :2015年10月31日(土)-2016年3月6日(日)
開館時間:10:00-22:00|火 10:00-17:00
*いずれも入館は閉館時間の30分前まで
*会期中無休
入館料 :一般1,600円、学生(高校・大学生)1,100円、子供(4歳~中学生)600円
*表示料金に消費税込